全国;旅と湯めぐり(Ⅱ)

日本全国を巡りながら、有名旅先と温泉を訪ねる記、

タイトル画はカムイワッカの湯   北海道知床の野趣満点「カムイワッカの湯」と本州南端;鹿児島指宿温泉の「砂湯」

日本海沿いの「はほろ温泉」

 日本海沿いの「はほろ温泉」


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日本海沿いの国道232号線を南下する。
海岸沿って細長い村が初山別村であり、
村名の由来はアイヌ語の「シュサンペツ」
(小さい沢のある川)からきているという。


丘陵地から幾筋もの沢が日本海に流れ込んではいるが、
そのことかどうかは別として、
かつて、鰊漁と砂金が盛んということで
金脈を求めて夢人たちが群がったという。

 
今は2000人にも満たない鄙びた村であるが、
日本最北の地に天文台が置かれていることで、
チョッと名が知れているらしい。

  はぼろ温泉サンセットプラザ




羽幌町に入って間もなく、
国道から直ぐの今夜の泊まり宿
「はぼろ温泉サンセットプラザ」に到着した。



「はぼろ温泉サンセットプラザ」は、
道の駅、天然温泉を併用し、
豪華客船をイメージした円弧状のホテルである。


六階の部屋に通されたが和室のゆったりスペースには
展望用のベランダまで設えてあった。


そこからは日本海越しに右手遠くに利尻をはじめ、
直ぐ前に焼尻島、天売島も望める。

ホテルのコマーシャルメッセージには、
美しい日本海の夕日と国際海鳥フォーラムが
開催されると銘打っていて、現在、
夕日は高雲に覆われて望むべきもないが、
国際海鳥会議が行われるというのは納得である。



前を走る国道232号はまたの名を
「日本海オロロンライン」と称している。

正面に望める天売島は海鳥の生息地として知られており、
その代表格がウミガラスオロロン鳥)である、
無論、国道の名称・オロロンラインは
この海鳥の名称から付けられたものである。

島の北西海岸は断崖が続き、
ウミガラスの他にウトウやケイマフリ、
ウミウ、オオセグロカモメなどの独特の海鳥が大量に棲息する。



  



内風呂、露天風呂




今夜はゆったり露天風呂もある天然温泉に身を癒し、
日本海の幸を舌つつみして休むことにした。

風呂および露天風呂は海と反対側に設けられていた。

立地上の都合もあったのかもしれないが、
夕日を眺めながら露天風呂につかれたらと思うとチョット残念だ。

内風呂、露天ともゆったりしてきもちがいい。 

嘗めるとチョットショッパイのは海にちかいせいか。

施設自体はまだ新しく、
大浴場も広く清潔で、快適な入浴が楽しめた。

近辺にこうした本格的な施設がないからか、
結構利用者は多いようだ。


  

  ホテルの直ぐ裏には「はぼろバラ園




翌朝、久しぶりに朝風呂を戴いて、
ホテルの直ぐ裏には「はぼろバラ園」を覘いて見た。

今や盛りの334種・約2000株のバラが咲き誇っていた。



  

はほろ温泉の基本情報

名 称
羽幌温泉(ホテル・サンセットプラザはぼろ)

場 所
苫前郡羽幌町北3条1丁目29  
国道232号線沿い。道の駅ほっと・はぼろ

風 呂
大浴場、寝湯、うたせ湯、露天風呂、サウナ

営 業
10~22時半の営業(日帰り)

休 日

料 金
日帰料金 550円

交 通
宗谷本線幌延駅下車バス約1時間30分。国道沿い

問 合
0164-62-4455

訪 問
2007年7月

温泉成分・泉 質
ナトリウム塩化物強塩泉

湯 温
源泉温度33℃

泉 性
食塩泉、塩味

状 態
加温、循環

効 能
神経痛、関節痛、筋肉痛、婦人病、皮膚病、冷え性

評 価
★★★ (満点5)






温泉デザイン編集(温泉名)、  

  
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